作成日:2024年09月02日
ショートカットキーで操作を楽にする(1)


どうも、にゃん太です
ファイルメーカーのショートカットは使いこなしていますか?
開発時も活用時も知っているものを使うだけでも作業が効率化できます
今回のメモでは、ショートカットについて書いていきます
ショートカットの種類
まずはファイルメーカーで使用可能なショートカットの種類を見てみましょう
分類については異論もあるかもしれませんが、下記4種類を挙げさせて頂きます
- ファイルメーカー固有のショートカット
- スクリプトメニューによるショートカット
- iOSの「ショートカット」を利用したショートカット
- オリジナルショートカット
では、種類ごとに説明していきます
ファイルメーカー固有のショートカット
ファイルメーカー上であれば常に同じ処理をするショートカットです
iOS上では使えないので、Mac/Winのパソコン用となります
主に開発時に使用される事が多いと思いますが、運用時にも役立つショートカットはたくさんあります
マニュアルの通りですが、下記に転載いたします
目的 | Mac | Win |
---|---|---|
操作またはダイアログボックスをキャンセルする | Esc | Esc |
実行中のスクリプトをキャンセルする | command. Esc |
Esc |
レイアウトで選択したボタンまたはポップオーバーボタンをキーボードでクリックする | スペースバー | スペースバー |
ダイアログボックスを閉じる | Esc | Esc |
確認と変更の破棄をせずに特定のダイアログボックスを閉じる | なし | ShiftEsc |
ウインドウまたはファイルを閉じる | commandW | CtrlW CtrlF4 |
すべてのウインドウまたはファイルを閉じる | commandoptionW | CtrlAltW |
FileMaker Proを終了 | commandQ | CtrlQ |
FileMaker Proヘルプを開く | command? | F1 |
[クイックオープン] ボックスを表示する | commandK | CtrlK |
[マイ App] ウインドウを開く | commandoptionshiftO | CtrlAltShiftO |
[お気に入り] ウインドウを開く | commandoptionO | CtrlAltO |
特定のアカウント名およびパスワードを使用してファイルを開く | optionを押しながらファイルを開く | Shiftを押しながらファイルを開く |
[ホスト] ダイアログボックスを開く | commandshiftO | CtrlShiftO |
[ファイルを開く] ダイアログボックスを開く | commandO | CtrlO |
[データベースの管理] ダイアログボックスを開く | commandshiftD | CtrlShiftD |
[検索/置換] ダイアログボックスを開く | commandshiftF | CtrlShiftF |
[レイアウトの管理] ダイアログボックスを開く | commandshiftL | CtrlShiftL |
[環境設定] ダイアログボックスを開く | command, | なし |
レイアウトポップアップメニューを開く | なし | F2 |
印刷 | commandP | CtrlP |
[印刷] ダイアログボックスを使用せずに印刷する | commandoptionP | CtrlAltP |
ソート | commandS | CtrlS |
最後に実行したコマンドを元に戻す | commandZ | CtrlZ |
[スクリプトワークスペース] を開く | commandshiftS | CtrlShiftS |
レコード、検索条件、レイアウトを新規作成する | commandN | CtrlN |
レコード、検索条件、レイアウトを削除する | commandE | CtrlE |
確認ダイアログボックスを表示せずにレコードを削除する | commandoptionE | CtrlShiftE |
レコード、検索条件、レイアウトオブジェクトを複製する | commandD | CtrlD |
レイアウトを保存する | commandS | CtrlS |
次のオブジェクト (フィールド、ボタン、タブ) | Tab | Tab |
前のオブジェクト (フィールド、ボタン、タブ) | shiftTab | shiftTab |
次のレコード、検索条件、レイアウト、またはページ | control↓ | Ctrl↓ shiftPageDown |
前のレコード、検索条件、レイアウト、またはページ | control↑ | Ctrl↑ shiftPageUp |
次のタブ (タブが選択されているとき) | → | → |
前のタブ (タブが選択されているとき) | ← | ← |
ウインドウを重ねて表示する | なし | shiftF5 |
ウインドウを閉じる | commandW | CtrlshiftF4 |
フルサイズと直前のサイズの表示を切り替える | commandoptionZ | CtrlAltZ |
下にスクロールする | PageDown | PageDown |
上にスクロールする | PageUp | PageUp |
左にスクロールする | なし | CtrlPageUp |
右にスクロールする | なし | CtrlPageDown |
ドキュメントの先頭までスクロールする | Home | なし |
ドキュメントの末尾までスクロールする | End | なし |
ステータスツールバーの表示/非表示を切り替える | commandoptionS | CtrlAltS |
ウインドウを上下に並べて表示する | なし | shiftF4 |
現在のウインドウを最小化する | commandM | なし |
FileMaker Pro アプリケーションを隠す | commandH | なし |
ドキュメントの表示を拡大する | command+(未選択時) | F3 |
ドキュメントの表示を縮小する | command-(未選択時) | shiftF3 |
現在の日付を挿入 | command- | Ctrl- |
現在の時刻を挿入 | command; | Ctrl; |
タイムスタンプフィールドの現在の日付と時刻を挿入 | command; | Ctrl; |
現在のユーザ名を挿入 | commandshiftN | CtrlshiftN |
索引に登録されている情報を挿入 | commandI | CtrlI |
直前に参照したレコードのデータを挿入 | command: | Ctrl^ |
直前のレコードのデータを挿入して次のフィールドに移動 | commandshift: | Ctrlshift^ |
マージフィールドを挿入(レイアウトモード) | commandoptionM | CtrlM |
レイアウト計算を挿入(レイアウトモード) | commandshiftC | なし |
クリップボードのテキストを貼付 | commandV | CtrlV |
スタイルを無視したテキストを貼付 | commandoptionshiftV | CtrlshiftV |
フィールド値を置換する | command= | Ctrlshift- |
レイアウトモードですべてのオブジェクトを選択する | commandA | CtrlA |
複数のオブジェクトを選択する | 各オブジェクトをshiftを押しながらクリック 対象のオブジェクトを完全に囲む選択ボックスを作成 |
各オブジェクトをshiftを押しながらクリック 対象のオブジェクトを完全に囲む選択ボックスを作成 |
1つのオブジェクトが選択されている場合に同じタイプのオブジェクトを選択する | commandoptionA | CtrlshiftA |
一覧内の項目を選択する | ↑ ↓ |
↑ ↓ |
一覧で選択した項目を移動する | control↑ control↓ |
Ctrl↑ Ctrl↓ |
改めて見てみると、これまでは使用していなかった便利なショートカットがあるかも知れませんね
ショートカットのピックアップだけで時間がかかってしまったので今回はここまで
ショートカットキーで操作を楽にする(2)へ続きます

以上で今日のメモ書きは終了です
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